大阪から見た鰹

大阪から見た　鰹
鮮度の良い　上から特上鰹だけの入荷サークル

※　独自ルートの仕入れ　他の地方は漁場と輸送時間の関係で変わってきますので参考になりません
※　潮（黒潮本流）が漁港から近い年は　時期外れの産地物が出回る時があります。
※　地球温暖化による水温変動で産地が変わり、時期がずれる場合があります。

食べた事のあるカツオの産地
石垣島　鹿児島　宮崎　長崎　福井　島根　鳥取　高知　愛媛　徳島
和歌山　三重　静岡　千葉　宮城（三陸）　北海道にて道産も食べたことがある

月　　漁場　　　コメント

１月
長崎　手に入れるだけでも困難　鮮度は良い　脂は安定しない高値もしくはスマガツオで代用
鹿児島　宮崎　があるが　鮮度は安定しない脂無し

２月
長崎　手に入れるだけでも困難　鮮度は良い　脂は安定しない高値もしくはスマガツオで代用
鹿児島　宮崎　はあるが鮮度が安定しない　脂無し　高知、和歌山が店頭に出だします。

３月
高知　和歌山　小型で色が薄い血の抜けたの鰹は嫌いでパス　小型は粗脂無し
ケンケンは鮮度は抜群ですが値段が高い　中～大型なら稀に脂がある良質があります。
鹿児島　宮崎　安価ですが鮮度が安定しない　脂無し

４月
高知　和歌山　小さな固体の血抜けしたのは個人的に×
時々群れにより中型は脂が少し入った固体があります
鹿児島　宮崎　はあるが鮮度が安定しない　脂無し

５月
高知　和歌山　三重　群れにより中型は脂が少し入った固体があります
三重の中型固体の方が当たりの可能性が少しあがります
鹿児島　宮崎　はあるが鮮度が安定しない　脂無し滅多に無い

６月
高知　三重　静岡　和歌山　魚屋さんのお奨め　脂がのったカツオをを探してもらいましょう

７月
高知　静岡　三重　和歌山　静岡から脂が入りだしますが固体によりバラバラ　鮮度は良い
気仙沼が出だす　脂の確認が必要　気仙沼でも脂が無い群れがある

８月
静岡　気仙沼　三重　
気仙沼は群れにより脂の入りが変わる　脂が入り　鮮度が良いと当たり

９月
気仙沼　気仙沼産は群れによるが
脂が入りすぎ食べるのに困る場合がある　鮮度がよければ殆ど当たり
タタキがお勧め
年により　高知や和歌山も見るが三陸が良い

１０月
長崎　気仙沼　気仙沼が減り　日本海産のカツオになる
鳥取　島根　長崎に変わってきます　迷いカツオと言われる日本海産のカツオは特上　但し高い
年により　高知や和歌山も見るがあまり良いのは見かけない

１１月
鳥取　島根　迷いカツオと言われる日本海産のカツオは特上　但し高い
長崎は　鮮度が良く脂があればよい
年により黒潮から漁港まで近い場合　和歌山や高知　三重など関西圏でも出回る　鮮度はあるが個体差が多く良いのは余りない

１２月
長崎　鮮度は良い脂は適度　入荷が無い時もあります
年により黒潮から漁港まで近い場合　和歌山や高知　三重など関西圏でも出回る　鮮度はあるが個体差が多く良いのは余りない

以上が　大阪から見たカツオのサークル
年により黒潮と水温の関係で　（湾近辺で回遊固体）がありますが　安定しないので除きます。
冷凍は年中あり　切り身が赤い　瞬間冷凍されたカツオは旨いメーカーもある

10月から１月頃　マグロですが　三陸近辺で漁獲された
ひがしもの（メバチマグロ）か　地脂が入ったキハダマグロがあれば　即買いです。

※　ケンケン漁法
和歌山　釣れると鮮度維持のため首を折る漁師さんが居るので小型だと血抜けしすぎる場合があります。
和歌山では上り鰹の最盛期の春、モチガツオと呼び
その日に獲れた鮮度抜群のカツオを出す店もあります。

※
一本釣り
四国　九州　他。　大型船で旬の産地や外洋へ遠出する船もあります
小型船の近場一本釣りは　四国、土佐の一本釣りが有名
（和歌山、白浜沖で徳島？の船と遭遇した経験があります　凄い勢いでした
相模湾でも遭遇したような覚え？もあります）